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◇愛情教育、この指とまれ◇その46◇丸岡稔典先生の社会福祉系の授業vol.6 竹澤 伸一

 つい先日、今年度の「インターンシップ報告会」が名産大で実施されました。春学期(前期)をほぼ丸ごと(3か月)充てて実施されたビジネストレーニングプログラム(企業・農山村・海外への長期インターンシップ)と、夏季休業中に実施された短期(標準、2週間)インターンシップ(導入)に参加した学生による、ポスターセッションを中心とした発表会が実施されました。丸岡先生は長期インターンシップ(企業)とインターンシップ(導入)双方のコーディネーターをしています。

 私はこの報告会(発表会)に参加し、個々の学生による報告を聞かせていただきました。共通して感じたのが「根拠のある自信」。特に(たぶん山あり谷ありであったはずの)3か月におよぶインターンシップを乗り切ってきた学生からは、言葉の端々に「根拠のある自信」を感じました。この自信を胸に今後の就活戦線を戦う学生たち。名産大は毎年、こうした学生を生み出しているのです。

 インターンシップに送り出す前の事前研修で、「お互いの関係づくり」の大切さを何度も何度も学生に伝えていたであろう丸岡先生。ポスターセッションで発表する学生、学生を受け入れてくださった企業等の担当者の前で御礼を述べる学生、を見つめる丸岡先生の目は、成長を心から喜ぶ慈愛に満ちていました。

(つづく)