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◇愛情教育、この指とまれ◇その55◇学生を支える日本一の職員vol.8 図書館、高桑まきさん・加藤浩美さん① 竹澤 伸一

 名産大の図書館には毎日途切れることなく学生や教職員が訪れます。「本が好きで、本と関わる仕事がしたくて図書館にきました。身体の大きい運動部の学生さんが、スポーツ関連の雑誌を読んだり、DVDを観たり、レポートの参考本を探したりするのを見ていると、とても可愛く見えますね。」と高桑さん。「大学で働いてみたいと思い名産大の図書館員募集に応募しました。毎日のように来館して、きちんと挨拶し、静かに一定時間本を読んで過ごしていく学生さんに接していると、こちらも自然に笑顔になりますね。」と加藤さん。

 思い思いに時を過ごしている学生を遠目で見つつ、お二人にお話を伺っていると、図書館という空間が、まるでオアシスのほとりにいるような錯覚に包まれました。「授業や部活動、そしてアルバイト等、学生さんは慌ただしく毎日を過ごしていると思います。そんな合い間に、ふと図書館に立ち寄って、本を開いたら、しばらくしてウトウト・・。大学生活の中に、そんな時間があっても良いと思うんです。」と優しい眼差しのお二人。

 M君のこと。本を整理し、見つからない本を学生と一緒に探し・・。様々なサポート業務をおこなう学生スタッフ。取材当日は会えませんでしたが、お二人とともに名産大図書館の温かさを演出しています。

(つづく)