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◇愛情教育、この指とまれ◇その96◇名産大のリアルな学生像 鈴木克吉くん vol.2 竹澤 伸一

 昨年11月に、「大学コンソーシアムせと図書館連携プロジェクト ビブリオバトル(書評合戦)」という催しが、瀬戸市立図書館で開催されました。これは瀬戸市近隣にある大学の合同企画行事で、図書館関係者が主催し学生が運営することになっています。

 では「ビブリオバトル」とは何か。自分が友だちや家族に「ぜひ読んでほしい」という本を1冊選び、ありったけの表現力で、その本の魅力をプレゼンする、というものです。当然、「バトラー」には、その1冊に対する深い深い理解だけではなく、その魅力をたった5分で伝える表現力も要求されます。

 読者の皆さま、もうおわかりですね?この「ビブリオバトル」に名産大を代表して出場したのが鈴木克吉くん。しかも2大会連続の出場になるとか。当日は本連載「その55・56」に登場した、名産大図書館職員の高桑さん・加藤さんも駆けつけていました。

 鈴木くんが選んだ本は『桜のような僕の恋人』(宇山佳佑著)。鈴木くんの「情」のあるプレゼンで、会場は「あったかさ」に包まれました。

 鈴木くんが「バトラー」になった経緯。聞く必要がないから聞いてません。たぶんいつの間にか自然に選ばれ、気がついたら私もプレゼンの場に立ち会っていた。そんな感じです。

(つづく)