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◇愛情教育、この指とまれ◇その109◇名産大のリアルな学生像 金島未来さん vol.7 竹澤 伸一

 金島未来さんも複数回、オープンキャンパスでの「名産大現役生によるトークショー」に参加してくださっています。大学概要説明の場で、名産大でいかに自分が育ってきたのかについて赤裸々に語ってくださいました。

 「本当に人見知りであった私が、何のためらいもなく、こうして高校生や保護者の皆さまの前でお話しすることができています。自分の中で何かが地殻変動のように変わったことは確かです。そして、消極的だった私を変えてくださった、名産大の教職員の方々に心から感謝しています。」

 そして私が今後決して忘れることはないであろう、次のお話が語られたのです。

 「私は4年生になって、ある公立中学校に教育実習に行きました。そこである面、自分の実力の無さを痛感したのです。授業をつくることに関しては、準備の仕方も含め十分に積み上げてきていたので、大きな不安はありませんでした。でも生徒さんとの間のコミュニケーションの取り方が、本当に実力不足だと感じたのです。」

 聞いていた私は「いやいや金島さん、それは謙遜に過ぎるよ。」と思った瞬間の次の一言。「だから私は民間企業で揉まれて、再度自分を鍛え直したいと考えています。」

 次回、金島さんのラスト。さらに成長した姿で登場します。

(つづく)