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◇愛情教育、この指とまれ◇その188◇アクティブラーニングは学生が主役 vol.18 竹澤 伸一

 教室では終わらないアクティブラーニングの「学び方を学ぶ」プロセスは、学生の人生を決めるという私の実感は、真実だろうと思っています。

 3年生が主体ですが、名産大では2年生から「学外へのインターンシップ」を積極的に推奨しています。学内の窓口や制度を使って申し込むものもあれば、情報サイト等を活用し、自分で積極的にインターンシップ先を開拓する場合もあります。その際「テーマ決め」「就労先決め」「体験内容決め」「質問決め」「振り返り」というプロセスが発生すると思います。

 インターンシップは決して「どこでも良い」というわけではありません。行く以上は自分なりの「テーマ」があるはずです。「就労先」が決まった後、「体験内容」はなかなか自分で決めることが難しいかもしれません。けれど、パッケージ化された中でも、ある程度選択の余地はあるかも知れません。

 (たぶん)一番大事なのが「質問」。就労体験した上での「質問」。いよいよ就活本番となり、面接試験の場面で最後に聞かれるのが、「何か質問はありませんか?」です。「質問」できるということは考えている証拠。受け身ではなく主体的に参加しているという証しなのです。

 すべての出発点がアクティブラーニング。教室発就活行の意味があります。

(つづく)