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◇愛情教育、この指とまれ◇その191◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.1 竹澤 伸一

 本連載を190号で止める予定でした。しかし、「書くべき原稿」と「書きたい原稿」の一致を図れる特集ができたので継続いたします。多くのご心配と、咤激励(?)のメールをいただきました。ありがとうございました。

 さて私の名産大での本務は教員養成とキャリア教育。昨年度、赴任して1年目で、新卒の教員を生み出すことができました。で、今春、名産大が1年生科目に設定している「教育原理Ⅰ」に、たくさんの学生が履修登録してくれました。教職課程専攻の学生は、卒業に必要な単位に教職科目をかなり上乗せして履修する必要があります。それを承知で登録したのですから、少なくとも始めから「面魂(つらだましい)」が違います。

 この度、彼らから、教職に限らない形で「自分の夢」を聴いてみました。もしかすると、「夢」というより「初志」と書いたほうが良いかも知れません。

 混迷のこの時代、必然と偶然が重なって彼らは名産大キャンパスに着陸しました。そしてたぶん4年後には羽ばたいていきます。1人1人の「夢」を、聴き取りなども交えて、ゆっくりゆっくり追っていきます。

 特に高校生の読者の皆さま、連載の途中でもかまいません。ご感想・ご意見をどしどしお寄せください。双方向の連載にしてまいります。

(つづく)