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◇愛情教育、この指とまれ◇その221◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.31 竹澤 伸一

 Eくん(仮名)の「夢」は「スポーツインストラクターになること」。そのきっかけになったのは、高校でお世話になった監督さんへの憧れ。

 Eくんは、地元では知られたウェイトリフティングの選手。県大会で上位の成績を収め、自治体の助成も受けて、高校総体(インターハイ)にも出場しました。そのEくんが憧れる監督さん、私も間接的に存じ上げていますが、本当にカッコイイ方です。

 では、Eくんがめざしている「スポーツインストラクター」とは、どのような仕事なのでしょう。一般的には次のように定義されています。「スポーツジムやフィットネスクラブにおいて、1人1人の体力や年齢、目標などに合わせて練習メニューをつくり、運動指導をおこなう仕事。適切な運動方法やトレーニングマシンの使い方を教えるスポーツインストラクターは、ケガを防止し、体力や体位の向上をめざす会員のためにも、必要不可欠な存在です。」

 Eくんは、本連載に何度も登場している平井一正先生の門下生として、すでに活躍を始めています。従って、すでに毎日の練習が、将来、自分が「スポーツインストラクター」として会員さんに施すメニューの予行演習になっているとも言えます。Eくんの日常は、具体的な「夢」への入口になっているのです。

(つづく)