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◇愛情教育、この指とまれ◇その202◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.12 竹澤 伸一

 遠藤滉紀(エンドウ コウキ)くんの夢。「死ぬまでサッカーというスポーツを味わいたい。」うーん、「味わいたい」とは、尋常な惚れ込みようではありません。

 大学までなら、サッカー部に所属してプレーを続けるという「味わい方」があるでしょう。しかし遠藤くんは、今の段階で、生涯にわたってサッカーと関わり続けるという構想を持っているのです。

 サッカーに関しては素人である私でも、容易に思い浮かべることができるのは、プロのサッカー選手になるか、サッカーの指導者になるか、です。そしてこれも素人でも見えていることは、その2つの道は、なかなかに困難な道であることです。もちろん遠藤くんご本人も、そんなことは十分承知の上で、あえて「夢」として追い求めているのでしょう。

 実は私は、「言霊(ことだま)」というものを信じています。自分の「夢」を声に出したり、文字にして紙に書き貼り出したりすると、それが「言霊」となり、実現に一歩も二歩も近づいて行くと。だから「夢」が困難であればあるほど、自分に向かって、そして周囲に向けて宣言してしまうのです。そして良い意味で、自分にプレッシャーをかけるのです。

 何度でも書きますが、名産大は「応援する大学」。遠藤くんの「言霊」も響き渡ります。

(つづく)