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◇愛情教育、この指とまれ◇その203◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.13 竹澤 伸一

 遠藤滉紀くんの、もう1つの「夢」。「日本だけにとどまらず海外に出て行って、サッカーを通して色々な人々とコミュニケーションが取りたい。」以前にご紹介した桃井勇輔くんと重なり合う「夢」です。ほうら、こんな身近なところに、同じ志を持った仲間がいました。どうぞ熱く語り合ってほしいと思います。

 サッカーについてろくに知らない私が言うのは、的外れかも知れません。しかし私が頻繁に訪ねている発展途上国の子どもたちの中には、ストリートでサッカーすらできないほど追い詰められている境遇の人たちがたくさんいます。遠藤くんや桃井くんのように「大志」を持った若者たちが、どんどん海外に出て、日本発のサッカーを広めてくれたら、どんなにか良いでしょう。

 もちろんすべてを知っているわけではありませんが、サッカーも色々な形態のビジネスになっているのだと思います。4年に1度のワールドカップだけが、サッカービジネスのすべてではありませんよね。サッカー普及のためのNPOの立ち上げとか、どうか若い柔軟な発想で、世界のサッカーシーンを、力を合わせて広げていってほしいと思います。

 「現代ビジネス」には、社会貢献につながる「社会的起業」というジャンルもあります。そのうち、さらに仲間を増やして語り合いたいね。

(つづく)