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◇愛情教育、この指とまれ◇その227◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.37 竹澤 伸一

 Gくんの「夢」。「将来の夢は、今まで何回か変わりました。幼稚園から小学校にかけてはサッカー選手になることが夢でした。 しかし、歳を取るにつれて現実が見えてきて、サッカー選手という夢から転換しました。今では、お金に困らない生活を送りたいという夢に切り替わっています。」

 「お金に困らない生活を送る」という「夢」。私には至極真っ当な「夢」に映ります。名産大での学びから、ぜひ「夢」のヒントと根拠をつかんでほしいと思います。

 ところで、ではプロのサッカー選手になるにはどうしたら良いのでしょう。あるJ1のチームに所属する日本国内の選手27人について 調べてみました。14人が高校や大学のリーグで結果を出して入団し、13人が下部組織(ユースチーム)からの昇格組でした。つまり、あらゆる機会、あらゆる年齢層の選手が、チャンスをつかむべき時にチャンスをものにしていることがわかります。知り合いの事情通に聞いてみたら、J1もJ2も、どのチームも同じような実情だとか。

 だからGくん、大学1年生の君には、まだチャンスは残っていることになります。でもね、そうは言ってもね、ですよね。私などよりGくんのほうが、はるかに実情には詳しいのですよね。そこでGくんは、「次への模索」を名産大で始めているのですよね。

(つづく)