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◇愛情教育、この指とまれ◇その239◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.49 竹澤 伸一
「私の夢は、お金持ちになることです。あまり褒められたことではありません。しかし、小さい頃から変わらずこの夢を持ち続けています。お金より大事なものがある、そんなことはわかっているけれど、それはお金をたくさん稼いだ人だからこそ言えるのかなと思います。お金をたくさん持ってから見える景色が、いったいどんな景色なのかを見てみたいと思っています。」
こう語るのは伊藤和哉（イトウ カズヤ）くん。伊藤くんの「夢」は、思いっきり現実的です。一昔前、ある著名なファンドマネージャーであるＭ氏が、ルール違反の取引を指摘され、逮捕される間際の会見でこう述べたのを覚えています。「カネを儲けること、カネを稼ぐことが、そんなに悪いことですか？」。
伊藤くんは、金持ちになることを、「あまり褒められたことではない。」と言います。一方Ｍ氏は、「カネを儲けることが悪いことなのか。」と吠えました。そこで私の放言。「正当な手段で金を稼ぐことに、何の後ろめたいこともないよ。」伊藤くんの「夢」。何のウシロメタイこともありません。
さて、そこで、伊藤くんなりの「ロードマップ」。つまり「お金持ちへの道」。聴けば聴くほどユニークなんですよ。私の中で少し整理をする時間が必要なので、次回に。
（つづく）