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◇愛情教育、この指とまれ◇その242◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.52 竹澤 伸一

 「将来、総理大臣になりたいという夢」を持っている井本怜也くん。もし、「3バン」即ち「地盤・看板・鞄」を持てなかったら、いったいどうするのか。名産大の中に答えがあるかも知れません。

 名産大は、「現代ビジネス」を追究する大学。だからビジネスで成功して、良い意味でのし上がっていけば良いのです。まず経済的、経営的に成功して、良い意味で知名度を上げて、政治家に転身した時、信頼が得票につながるようにすれば良いのです。

 では、ビジネスで成功するにはどうすれば良いのか、です。最近お会いした社長さんの例をお話ししましょう。その社長さんは、創業者の息子さん。つまり2代目社長です。創業者は、ある製造の分野で、とても手堅い経営に終始しました。あえて業務も拡大せず、十数人の社員を増やすこともせずに、淡々とものづくりを押し進めていきました。ある面、昔気質の経営者の典型です。

 2代目社長は違いました。本道のものづくりは残しつつ、関連のベンチャーに手を出し、一気に業績を4倍に増やしました。そして今、「ベンチャー気質のある次世代の若者」を求めているそうです。コンセプトは「理想の地域づくり」。

 井本くん、「理想の国づくり」の前に、「理想の地域づくり」に手を挙げて良いかもね。例えばこの社長さんのもとで、修行を積むのも良いかもね。

(つづく)