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◇愛情教育、この指とまれ◇その257◇ES・履歴書実践講座を実施いたしました。 vol.3 竹澤 伸一

 名産大お手製の「履歴書」の「自己紹介欄」は、(1)得意な科目・ゼミナールなど、(2)趣味・スポーツ・特技など、(3)大学生活を通じて得た事、(4)自己PR、(5)志望動機の順で記していく構成になっています。この構成は、とても良くできた流れになっていると思います。

 (1)(2)は各論になります。思いっきり具体的に書きます。そして(3)は、(1)(2)を受けた形で書きます。そして(4)は、(1)から(3)を根拠にして書き、(5)の志望動機につなげていきます。

 当然、(1)から(4)までは、(5)の志望動機を鮮明にするためにあります。相手企業や役所の人事担当者が一番知りたいのが「志望動機」だからです。

 私が「ES・履歴書実践講座」で提示したA案は、典型的な「ダメダメ案」なのですが、巷の書店やネットサイトでは、「良き見本」として提示されている類(たぐい)のものになります。ですから、A案で行くと、必然的に門前払いになります。実に恐ろしいことです。そして困ったことです。

 幸い、B案を直後に提示したので、「講座」に参加した名産大の3・4年生たちは、「ES・履歴書」で失敗することは避けられます。なぜなら、一般的に出回っている「履歴書の書き方」が、いかに的外れなものであるか理解することができたからです。

 では、具体的にA案とB案の違いは何なのでしょうか。答えは、名産大のオープンキャンパスに参加されて、私の体験授業を受けていただければわかります。

(つづく)