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大学院生の環境教育研究の成果が小学校のホームページで紹介されました

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。そんなMEISANでは環境教育を積極に取り組んでおりその普及活動も行っています。今回、本学大学院環境マネジメント研究科を本年3月に修了した梁依微さんの研究成果が一宮市立浅井南小学校のホームページで紹介されましたのでリポートします。

小学生の環境意識と環境配慮行動に関する比較研究

 

梁さんは、本学の伊藤雅一教授の指導のもと、日本と中国における小学生の環境意識と環境配慮行動に関する比較研究を行いました。その一環として、国内では、一宮市環境保全課の協力を得て、一宮市立浅井南小学校の4年生と5年生を対象に、環境問題に対する意識のアンケート調査を行うとともに、子どもたちに「環境日記」の作成を依頼し、その内容から日頃の環境配慮行動を把握しました。
また、修士論文の作成を終えた後、同校に研究成果の要点を報告するため、伊藤教授と調査レポート「浅井南小学校における児童の環境意識と環境配慮行動に関する調査の概要(名古屋産業大学環境教育研究プロジェクト編)」をまとめました。

学校現場で活用される環境教育研究

同校のホームページでは、環境活動や環境行事への参加意欲に関する調査結果が紹介されるとともに、今後も体験活動を通じ、環境保全に取り組もうとする意欲や態度を育んでいくと抱負が述べられています。
伊藤教授の研究室では、日本、台湾、中国の児童・生徒の環境意識を把握したうえで、教育効果の高い環境教育の在り方を研究しています。今後とも、学校現場で活用される実践的、実証的な環境教育研究に取り組んでいくことを目指しています。

名古屋産業大学の現代ビジネス学部環境ビジネスコースでは、環境ビジネスの活性化や市場開拓に繋げるためグリーンコンシューマの育成を推進しています。また、フィールドワークを重視しており、地域と連携した実践的な教育研究を進めながら学んでいくことができます。さらにMEISANの学びをより詳しく知りたいと思った皆さんは、7月21日(土)のオープンキャンパスに是非お越しください。お申し込みはこちらから。