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◇愛情教育、この指とまれ◇その313◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.53 竹澤 伸一

 「半年くらい前の、4年生の方々の連載の時から感じていたのですが、学生さんに取材して、よく本音を引き出すことができますね。何か秘訣でもあるのですか?」「匿名で紹介されている学生さんもいますが、多くは実名ですよね。よく学生さんがOKしますね。」「取材を申し込んで、受けてくれる学生さんばかりではないと思うのですが、どうなのでしょう。」「学生さんに取材をし、1日の切れ目もなく連載が続いていますが、書くことが尽きたなんてことはないのですか?」

 こうした問いを、日々メールで受信しております。4回ほど、事務室経由でお電話もいただきました。オープンキャンパスの折り、高校生の方と一緒に来られた保護者の方からも質問されたこともあります。

 実は、上記の「問い」には、たった一言でお答えすることができます。「私は、日頃接しているすべての学生さんを、こころから信頼していますので。」と。

 「信頼が相手に伝わると、自然に心を開いてくれます。」「自分の善さをきちんと表現してくれると思ってもらっていると思います。」「取材拒否はただの1件もありません。皆さん、笑顔で応じてくれます。」「学生さんが持っている可能性は無尽蔵です。お1人当たり2、3回の連載では、語り尽くせません。その点、いつも申し訳なく思っています。」これらが信頼関係の証(あかし)です。

 次回からまた、2年生の成長物語をお届けいたします。

(つづく)