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◇愛情教育、この指とまれ◇その319◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.59 竹澤 伸一

 岸海渡くんの「色」は何色か・・。2年生の今、「無色」であり「多色」でもあると思います。「無色」の意味は、特定の学問・研究分野に染まっていないこと、「多色」の意味は、幅広いビジネス科目に挑戦していることです。

 ところで岸くん、実は「車好き」です。どうやら、タイヤのホイールにはまっているようです。となれば、将来、民間企業への就活を視野に入れた場合、車・タイヤ・ホイール・・、が選択肢に入ってきます。そこで、ある4年生(いずれ本連載で取り上げます)の就活物語を開示しましょう。

 Mくん(仮名)は3年生の春、インターンシップ先を模索していました。関心がある業界をリサーチし、関心がない業界を弾いていくうちに、いつしか自動車業界に突き当たりました。そこで就活ナビ等を駆使したり、キャリア支援課に相談に行きながら、インターンシップ先を決め、実際に出向きました。行ってみてわかったことは、車とタイヤに等分に関心があること。そこでインターンシップ先も含め、業界研究が加速し、次第に自分を「色づけ」していきました。

 「色づけ」の影響で、取るべき科目、するべき研究がはっきりし、「自分の色」がより鮮明になっていきました。岸くんはまだ、「無色か多色」。でも近いうちに「自分の色」が見えてくると思います。

(つづく)