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◇愛情教育、この指とまれ◇その326◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.66 竹澤 伸一

 「よく一流選手とかがテレビでインタビューを受けますよね。アナウンサーや記者、リポーターとのやり取りを聞いていると、さすがだなあと思うことがあります。盗むわけではないのですが、参考になるので傾聴しています。」こう語るのは齋藤瑞樹(サイトウ ミズキ)くん。「名産大って、コミュニケーションの洪水ですよね?とにかく友だちができやすい環境です。教室で、ラウンジで、学食で、だれか1人でいる人を見かけると、必ず誰かが話しかけていますよね。私自身もそうしています。名産大生は、互いにファミリーみたいなものだし。」

 読者の皆さま、齋藤くんを覚えていらっしゃいますか?2年生の齋藤くんですが、すでに本連載に2度登場しているのですよ。宝探しのつもりで、見つけ出してみてくださいね。

 「でも先生、私はコミュニケーションを使い分けているのですよ。」齋藤くん、真顔です。「友人との会話は、限りなくフランクに。でも、目上の人たち、あるいは先生方に対しては意識が変わります。大学生としての立場を十分わきまえた話し方、あるいは立ち居振る舞いを心がけています。」

 「タメ口大学生」は、そこいらじゅうにいます。でも名産大では、まず見たことはありません。TPOをわきまえたコミュニケーション力の育成も、名産大の使命。齋藤くんは典型事例です。

(つづく)