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◇愛情教育、この指とまれ◇その369◇明日への飛躍をめざして 名産大3年生物語 vol.29 竹澤 伸一

 田沢拓矢くんが参加した名産大グリーンソーシャルビジネス(GSB)とは何でしょう?(1)名産大が誇る学内(長期)インターンシップ。(2)法人向けの環境ビジネスであり、学内の株式会社を学生が運営。(3)学生の提案により企業や地域施設の照明をLED化。(4)環境ビジネス関連企業の方を講師とする環境ビジネス講座を開講し運営。現代のトレンドであるPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)、つまり課題解決型の学修が、インターンシップとして展開されています。

 田沢くんのコミュニケーション技法は、このGSBの活動を通して、存分に磨かれています。株式会社の運営のために、インターンシップ仲間と意見交換をすること。LEDを普及させるために、外部の企業や施設の方々と交渉すること。環境ビジネス講座運営のために、外部講師の方々と折衝すること。これらすべてに、コミュニケーション技法が必要であり、そのすべてが、田沢くんの血肉になっています。

 そう言えば田沢くん、名産大準硬式野球部の選手でもありました。同野球部は、春のリーグ戦で優勝し、上位リーグとの入れ替え戦に臨んだのですが、惜しくも敗れてしまいました。皆、捲土重来(ケンドチョウライ)を期して練習に励んでいます。

 このように田沢くんのコミュニケーション技法獲得の機会は、多チャンネルなのです。

(つづく)