高大連携授業リポート:愛知県立緑丘高等学校・長谷川泰洋先生

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。そんなMEISANの授業を紹介する「授業レポート」。今回はその特別版で、名古屋産業大学と愛知県立緑丘高等学校の高大連携授業の様子をお伝えします。

自然環境の調査がどのようなものなのかを実感

緑丘高校との高大連携授業の後半はオムニバス形式で行われます。今回は環境ビジネスコースの長谷川泰洋先生による「森の植生調査を体験」をテーマに授業を行いました。

今回の授業テーマは「森の植生調査を体験」です。授業では実際に植生調査を経験して、自然環境の調査がどのようなものなのかを実感してもらうと共に、自然環境の調査や記録を作ることに関心をもってもらうことを目的としました。
まずは植生調査に行く前に、なぜそもそも森の植生調査が必要なのかを理解してもらうために、環境省の自然環境保全基礎調査を例に挙げて説明をしました。また、私たちの安全安心で豊かな暮らしにとって、流域圏の森林からの様々な恵み(生態系サービス)が極めて重要であり、それを人工的に賄うとすると膨大な費用が掛かることを説明しました。
いよいよ説明の後に、大学から徒歩5分の距離にある多度神社での植生調査に向かいます。森林を対象にした植生調査の場合、通常は10m四方以上の調査枠を取ることが多いですが、今回は体験としてスギ林とシイ林内で5m四方の調査枠を想定した調査を行いました。スギ林では植生調査を、シイ林では生物多様性が高い森の条件を見る調査を行いました。

今回の高大連携授業に参加した生徒のみなさんにとって、授業の内容はほぼ初めてのことばかりだったと思いますが、興味を持って積極的に参加している様子でした。
例えば、授業中に植物の名前を記録したり、樹木の高さや被覆率を計測したりすることは初めてだったと思います。また測稈や折尺など慣れ親しんでいない道具を使うことに対しても興味関心を持っているようでした。
また、生徒のみなさんの感想では、
・森の中で次世代の樹木が生長する様子を実感できたのが収穫だった。
・どんぐりから芽生えをしている様子に関心が持てた。
・高木層の樹木の下に小さな実生が生長しているということを初めて知った。
といった声が聞かれました。

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