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「あさひエコ大学」尾張旭市長、水野義則様から、竹澤教授にご返信が来ました。

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。そんなMEISANでは、学外との連携も積極的に行っています。9月から12月にかけて月1回のペースで尾張旭市の市民の皆さまに向けて開催されている公開講座「あさひエコ大学」もその一つです。
今回9月27日にレポートしました、竹澤伸一教授の講座「みんなで創ろう環境エッセイ」の中でつづりました市民の皆さまから尾張旭市水野市長への手紙に対して、水野市長から返信が届きましたのでお知らせします。

3つのパートごとに、誠実にご回答いただきました

名古屋産業大学の教員がリレー形式で担当している「あさひエコ大学」の9月22日(土)の講座は、竹澤伸一教授が「みんなで創ろう環境エッセイ」と題して実施しました(その時の様子はこちらから)。最初に、市民の皆さまと、尾張旭市の水野義則市長の環境政策を学習し、市民感覚の意見を「水野市長へのお手紙」という「環境エッセイ」にまとめ、講座の後、実際に竹澤教授が市役所に持参しました。その水野市長に対する手紙に対して、この程水野市長から竹澤教授宛に返信が届きました。

講座に参加された市民の皆さまのご意見・ご質問は多様なものでした。竹澤教授は、うまく交通整理をして、3つにまとめて水野市長に「お手紙」を出したそうです。市長は、パートごとにコメントを寄せられました。そこには誠実さが溢れていました。
(1)来年6月に開催される「全国植樹祭」について
市民の皆さまから、「全国植樹祭」のPRの問題と、「あさひサポーター」制度についてご意見がありましたが、「ともに手を携えて植樹祭を盛り上げていきましょう。」というご回答がありました。
(2)尾張旭市の「ごみ対策」について
ごみ出しルールの周知や、ごみ収集体制の維持改善についてご意見がありましたが、提言に沿って前向きに改善するというご回答がありました。
(3)生物多様性の専門部署の設置と、再生可能エネルギーの啓発活動について
すでに実施し成果をあげている市民協働の活動と、追加も含めた省エネ行動計画について、具体的なご回答がありました。

竹澤教授は言います。「私は今まで自治体の環境政策について40年近く研究してきましたが、市長さん自らが環境政策にこれ程精通されている事例は、そうそうありませんでした。尾張旭市民の皆さまは幸せだと思います。」

名産大の学生は、水野市長から学んでまいります

 

竹澤教授は、名産大において「地域環境認知論」という専門科目を担当しています。「あさひエコ大学」での 市民の皆さまとの交流、「水野市長へのお手紙」、そしてこの度のご返信、この一連の流れを、授業の中にも活かしていきたいと述べています。「名産大が立地する尾張旭市の水野市長は、実に誠実な自治体の首長です。首長としての在り方を、学生とともに学んでいきたいと思います。」

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