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◇愛情教育、この指とまれ◇その396◇明日への飛躍をめざして 名産大3年生物語 vol.56 竹澤 伸一

 「ふと気がつくと、名産大に入学して3年目になっていました。学修に、部活動に夢中で取り組んでいるうちに、何でも自分からやるという姿勢が、自然と身に着いていました。」こう語るのは愛川辰也(アイカワ タツヤ)くん。愛知県内の某市から、勤勉に名産大に通っている、大変律義な好青年です。

 愛川くんの律義さは、例えば履修科目選択に表れています。名産大では、コミュニケーション能力を大切にしている関係で、「イングリッシュコミュニケーションⅠ・Ⅱ」が必修科目になっています。そして、選択科目として、英語・中国語・日本語のコミュニケーション・スキルを上げるための、特色ある科目群が用意されています。愛川くんは、こうした語学科目を、人より多めに取り、自分のものにしています。もちろん、「語学は何単位以上」という卒業単位上のしばりがあるわけですが、多めに取って自分を磨くという、自分に対する律義さを持ち合わせていると思うのです。

 この「律義さ」は、専門科目の履修にも表れています。例えば「ビジネスプロフェッション(地域ビジネス)科目」。「消費者行動論」を取ったら「会社法」を選択するという、よくわかった取り方をしています。

 時間割の都合上ではなく、自分に対する「律義さ」を持って学修を進める愛川くん。彼の日常と考え方を追います。

(つづく)