長谷川泰洋先生が、『あさひエコ大学』にて授業をおこないました

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。そんなMEISANでは、学外との連携も積極的に行っています。名古屋産業大学では、尾張旭市が実施している市民向け講座「あさひエコ大学~学ぼう、身近な環境」に協力して、教員がオムニバス形式の講演をしており、今回は11月24日(土)長谷川泰洋先生が「身近な自然から知る生物多様性」と題して講演を行った様子をレポートします。

笑顔でフィールドワークに参加

 

講義テーマは「身近な自然から知る生物多様性」でした。尾張旭市の市域は、1975年に市政が始まる以前の1960年代までは里地里山が広がる地域でした。そのため、市内にはその名残であるため池が多数存在しています。里地里山やため池は、現在では生物多様性保全の重要な拠点となっていますが、会場のスカイワードあさひ及び城山公園もまさに元々は里地里山でありため池があった場所で、ため池を改修して造成された長池には湿地性の希少種であるマメナシが見られます。本講義では、こうしたごく身近に存在している自然環境から、生物多様性保全の在り方について考える内容としました。
講義の構成は、座学を70分、休憩10分、フィールドワークを40分としました。座学では、生物多様性保全が重要な課題になっている社会背景や時代背景の説明から始め、里地里山に多様な生物が生息する理由とその代表的な種についての解説を行いました。中でも、城山公園で見られる絶滅危惧植物であるマメナシについては詳しく説明をしました。さらに、生物多様性が高い森林や近年特に問題が顕在化しつつある竹林化が起こることの問題点について解説をして、今後自然環境を見る際に、参考になる内容としました。
後半のフィールドワークでは、前半の座学で解説した内容を現地で確認するために、自然度の高い二次林、竹林化が進む二次林、竹林の観察を行いました。また、城山公園内に市天然記念物として指定されているマメナシ群落の観察を行いました。マメナシはちょうどその最たる特徴の一つである実がなっており、観察の適期でもあります。
昼前の時間帯にも関わらずいよいよ冬かと思わせる様な寒さでしたが、晴天に恵まれたため、皆さん笑顔でフィールドワークに参加されていました。

より詳しく知りたいと思った皆さんはオープンキャンパスへ

参加者の方々からは、
・こんな身近に希少な植物があることを知らなかった。
・マメナシの希少性が改めてわかった。
・いつも散策している場所だが新たな視点で散策が出来る様になって良かった。
・里地里山で生物多様性が高い理由がよく理解出来た。
・今まであまり気に留めていなかった植物について改めて色々と考えさせられた。
・竹林の拡大が問題となることが改めて認識できた。
と、ご意見をいただきました。

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