NSU News

◇愛情教育、この指とまれ◇その485◇まもなく社会人 名産大4年生物語 vol.55 竹澤 伸一

「今回、ご縁がありまして、全国有数の会社で働くことができます。勤務地は、まだわからないのですが、いずれにしても初めての土地だと思います。どうなるかは正直、まったくわかりません。でも、原点に帰ったつもりで頑張りたいと思います。」橋本昌和くんは、こう決意を語りました。

「まず、赴任した地域で、その町に溶け込んで、自分が接するあらゆる人が笑顔になるような仕事がしてみたいと思います。そのためには、もともと身体は丈夫なのですが、よくメンテナンスして、いつでもベストな状態でいたいと思います。」

読者の皆さま、ぜひ昨年11月21日配信の、「番外編」の記事を、もう一度ご覧になってみてください。「就職支援」のコーナーからアクセスできます。その記事には、校舎の前で、はにかんだように笑う橋本くんの姿が写っています。自分に自信が持てずに、ついつい照れ笑いをしてしまう、シャイな橋本くんが写っています。

でもね、橋本くんは、一発ツボにはまった時は、特大のホームランをかっとばすのです。出会ってから2年間で、度々そのシーンを目撃してきました。

このインタビューの別れ際に、橋本くんがこんなことを言いました。「竹澤先生、歴史の教科書に載るような人物になるには、どうしたら良いんですかね?」そう言うと彼はニコッと笑い、風のように去っていきました。

(つづく)