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◇愛情教育、この指とまれ◇その492◇まもなく社会人 名産大4年生物語 vol.62 竹澤 伸一 

「なにせ本気で教員をめざしているので、『基本のき』となる挨拶に、最大限気を遣っています。」飯野裕司(イイノ ユウジ)くんは、大きな体格を少々すぼめて、慎重に語ります。

 

「教職科目は、単位の上限を超えても取れるので、先生もご存知の通り、1週間の授業日程はぎっしりになります。となると、授業で色々な人々に出会うので、一度でも会った覚えのある学生には、自分から積極的に挨拶をするようにしています。」

 

読者の皆さま、「教員をめざす学生ならば、挨拶なんて当たり前でしょ?」と思われますか?私は、幼・小・中・高・大・院のすべての現場を、長短はともかく、すべて経験していますが、挨拶がろくすっぽできない教員など、掃いて捨てるほどいますよ。おっと、少々筆がすべりました・・。だから、飯野くんが「『基本のき』は挨拶」と言った時、心から応援したくなりました。

 

その飯野くん、「番外編 その4」に登場しています(12月6日付、『就職支援』から閲覧できます)。名産大大学院環境マネジメント研究科に進学します。今よりも資質の高度化を狙って、しばし研究の道に入ります。

 

いずれ詳しくご紹介いたしますが、飯野くんは文字通り地域密着型の研究をします。学校現場やNPO等にも、訪ねる機会も増えます。だから「挨拶」です。実践型の研究だって、「基本のき」は「挨拶」からです。

 

しばらく飯野くんを追いかけます。

 
ます。

 

(つづく)