NSU News

◇愛情教育、この指とまれ◇その501◇アクティブラーニングはやっぱり学生が主役 vol.1 竹澤 伸一 

本連載の「その171から190」において、「アクティブラーニングは学生が主役」というタイトルで連載をいたしました。2018年4月6日から、4月25日にかけてです。その時にいただいていた読者の皆さまからのメール等は、250通余でした。それから、約1年が経とうとしています。「読者メール等」は累積で5000通を突破しております。これが「毎日連載」の強みだと、改めて自負しております。

今回、再度「アクティブラーニング」の連載をいたします。「アクティブラーニングは学生が主役」というタイトルに、「やっぱり」を追加いたしました。約1年前の連載で書いたことを、ほんの1行で表現すれば、「垂れ流しの講義ではなく、双方向の授業こそアクティブラーニング」ということです。

まず、この連載は厳粛な事実から出発いたします。名産大で、春学期・秋学期の学期末に実施している「学生による授業評価アンケート」からわかってきた事実の重みから出発いたします。次に、名産大のホームページにアップされた、愛知県西尾市立一色中学校の伊澤直人先生とのコラボ授業(2019年2月20日・2月22日の記事)に言及します。この授業こそ、典型的なアクティブラーニングだからです。そして最後に、名産大で現におこなわれている、様々なタイプのアクティブラーニングをご紹介いたします。

大事なことは、「その授業の主役は誰ですか?」ということです。「愛情教育+職業教育=実践教育」を、全学を挙げて推進している名産大には、間違いなく確かな「アクティブラーニング」があります。

(つづく)