教員・研究室

伊藤 雅一

役職教員情報
教授/研究科長 伊藤 雅一
伊藤 雅一 (いとう まさかず)

私の研究室では、国内外の小・中学校、高等学校などで、学校周辺のCO₂濃度調査に基づく環境教育に取り組んでいます。また、学内に設立した株式会社名古屋産業大学グリーン・ソーシャルビジネスの運営を行っています。これらの活動には、多くの学部生や大学院生が参画しています。あなたも、新しい環境教育、環境ビジネスの創造にチャレンジしてみませんか。

専門領域

地域環境政策、環境教育、都市地域経営

担当科目

(学部)環境政策論、循環型社会論
(大学院)環境行政特論、環境行政特殊研究

略歴

三重大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。津市市長公室政策課まちづくり計画担当副参事等を経て、2008年4月より現職。学生が環境ビジネスを実践的に学ぶ場として株式会社名古屋産業大学グリーン・ソーシャルビジネスを設立し代表取締役を務めるほか、中国・江蘇大学客員教授、国際アジア共同体学会理事、中部エネルギー・温暖化対策推進会議構成員などを兼務。また、環境教育の研究と実践により、平成28年度地球温暖化防止活動環境大臣賞、第18回環境情報科学センター特別賞、平成31年度文部科学大臣表彰科学技術賞などを受賞。

著書・論文等

「ゴルフ場開発を巡る地域的意思決定構造に関する研究」、計画行政第17巻第2号、1994

「ゴルフ場開発を巡る地域利害の対立構造と市町村の関与形態に関する研究」、都市計画217、1999

「地球温暖化防止のための環境教育に関する研究 – CO2濃度計測を取り入れた環境教育プログラム」、名古屋産業大学環境経営研究所年報第4号、2005

「地域協働実態からみた一般廃棄物処理事業の評価」、環境情報科学論文集20、2006

「地方自治体の環境コミュニケーション手段とその有効性」、第13回社会情報システム学シンポジウム学術講演論文集、2007

「みんなで作るCO2濃度マップ~地球温暖化と私たちの暮らし」 リバネス出版2009 「名古屋産業大学のキャリアガイダンス」 、『環境・情報・ビジネスを考える – 名古屋産業大学の教育・研究』中日新聞社2011

「生活環境圏におけるCO₂濃度の変化パターン~環境情報としてのデータ解釈の可能性に着目して」、環境情報科学46-2、pp.149-154、2017

「アジアCO₂グリッド構想の展開と自治体連携」、『東アジア連携の道をひらく 脱炭素社会・エネルギー・食料』、pp.163-176、花伝社、2017

生活環境圏におけるCO₂濃度の分布パターン~地域環境評価の基礎となるCO₂濃度の動態に着目して」、環境情報科学学術研究論文集31、pp.311-316、2017

「生活環境圏のCO₂濃度データを利用した環境教育プログラムの開発とその教育効果~探究的な学習活動としての有効性に着目して」、環境情報科学学術研究論文集32、pp.149-154、2018

「台湾における児童・生徒の環境意識~苗栗県におけるケーススタディ」、環境教育073、pp.2-11、2019

「台湾における小学校の環境教育と児童の環境意識の関係性~苗栗県下の小学校を事例として」、環境情報科学学術研究論文集33、pp.121-126、2019

「台湾の訪日着地型観光ニーズを形作る観光関連組織間の連携」環境情報科学学術研究論文集33、pp.211-216、2019

「観光地域づくり法人による海外プロモーションの展開パターン~台湾からの訪日着地型観光を事例として」、環境情報科学学術研究論文集35、pp.185-190、2021

連絡先

■電話 名古屋産業大学 0561-55-5101(代表)
■Email m-ito@nagoya-su.ac.jp