教員・研究室

長谷川 泰洋

役職教員情報
准教授 長谷川 泰洋
長谷川 泰洋 (はせがわやすひろ)

本研究室では、身近にある自然環境の生物多様性を高めると共に、より生態系サービス(自然からの様々な恵み)が豊かな地域社会を作るための方法を探求しています。特に、都市及び都市近郊における自然環境と人間・社会との良好な関係性を解明し、持続可能で豊かさも感じられる社会の実現に寄与することを目指しています。そのために、生物・自然環境を保全するための実践的な研究と、それらが人間・社会に対して及ぼす効果や影響までの研究を行っています。

現在進行中の主なテーマは下記の通りです。自然環境や都市の緑、動植物に関心のある人は、気軽に訪ねてください。一緒にフィールドワークに出かけましょう。

■瀬戸市とのオオサンショウウオ保全活動の連携

→蛇ヶ洞サラマンダー(ホームページ):https://www.jagahora-salamander-nsu.com/

・絶滅危惧植物、希少な植物、レクリエーションの価値が高い植物の生育環境に関する研究を行っています。

・伝統的な緑地・緑(鎮守の森(主に神社の森)、歴史的街区の緑)の保全方法に関する研究を行っています。

・尾張地方の里地里山、都市緑地で様々な保全活動に参加しながら、その効果を測定するための調査をしています。大学近郊の里地里山の保全活動にも取り組みます。

・緑のまちづくり、公園緑地のマネジメントに関する研究を行っています。市民参加を促進して、まちの魅力を向上させるための調査、活動に取り組んでいます。

専門領域

植物の保全生態学/造園学/生物多様性・生態系サービスの評価/都市の緑の保全・活用

担当科目

(大学院)森林生態学特論
(学部)生態学概論、森林生態学、生物学、フィールドワークの技法、農山村インターンシップ

略歴

名古屋市立大学大学院芸術工学研究科博士後期課程満期退学 博士[芸術工学]、名古屋大学エコトピア科学研究所研究員/同特任助教、名古屋大学環境学研究科研究員、森林総合研究所非常勤特別研究員、名古屋市環境局なごや生物多様性センター生物多様性専門員を経て現職

委員など: 現在、なごや生物多様性保全活動協議会 会長、愛知県あいち方式 推進指導員、日本造園学会中部支部会 常任運営委員、あいちミティゲーション検討会 専門委員、一宮市環境審議会 委員、日本環境共生学会 表彰委員会幹事、社叢学会 理事 など

所属学会:日本造園学会、日本環境共生学会、日本都市計画学会、社叢学会、日本緑化工学会

著書・論文等

■著書

編著者:竹中克行、共著者:内山志保・川口暢子・清水裕二・長谷川泰洋・横関浩、『空間コードから共創する中川運河-「らしさ」のある都市づくり』、2016年、鹿島出版会

■論文

長谷川泰洋・林希一郎、2014年、都市近郊二次林の生物多様性評価手法の検討―名古屋市内二次林における豪州ハビタット・ヘクタールと生物多様性に関する指数との比較、環境アセスメント学会誌、12(2)、pp.49-62

長谷川泰洋・林希一郎、2014年、豊田市の森林関連施設を対象とした文化的生態系サービスの主観的重要度の評価特性、ランドスケープ研究(オンライン論文集)、vol.7、pp.116-125

鷲見宏明・林希一郎・大場 真・長谷川泰洋、2015年、民生(家庭)部門における太陽光発電による供給ポテンシャル -全国市区町村単位での電力需要との比較-、人間と環境、第41巻、第3号通巻108号、pp.2-14

Kiichiro Hayashi, Makoto Ooba, Yasuhiro Hasegawa、2015、Cultural Ecosystem Service Assessment in a SemiMountainous Area of Japan: Case in Toyota City、IJERD – International Journal of Environmental and Rural Development、2015 6-1、pp.97-102

長谷川泰洋、2016年、名古屋市における社叢管理主体の文化的サービス保全の意識、平成28年度全国大会論文集ランドスケープ研究、vol.79(5)、pp.595-600

吉野奈津子・長谷川泰洋、2016年、名古屋大学構内におけるエンシュウムヨウランの分布、名古屋大学博物館報告、第31号、pp.1-8

長谷川泰洋・橋本啓史・竹中克行、2017年、都市河川における文化的サービス享受の意思決定要因、ランドスケープ研究(オンライン論文集)、vol.10、pp.176-183

高取千佳・長谷川泰洋・藤原望・清水裕之・宮脇勝、2017年、管理作業量と景観選好性を指標とした二次林管理計画に関する研究 名古屋市名東区藤巻町を対象として、都市計画論文集、vol.52(3)、pp.1232-1239

Yasuhiro Hasegawa, Kimiko Okabe, Hisatomo Taki、2018、A Scenario Approach for Predicting Ecosystem-Service Changes、Futures、Volume 96、pp.23-31, Elsevier

長谷川泰洋、2021年、都市の神社境内地における植樹と樹木伐採の実態及び植樹の類型、ランドスケープ研究vol. 84(5)、pp. 671-676

橋本啓史・多和加織・松浦文香・長谷川泰洋、2021年、近代以前の熱田神宮社叢の林相の変遷、なごやの生物多様性、第8巻、pp.23-36

■その他論文、紀要、報告等

岩下幸平・浅野邦史・長谷川泰洋・橋本啓史、2014年、2012年度城山八幡宮の蛾類、なごやの生物多様性、第1巻、pp.79-88、名古屋市環境局なごや生物多様性センター

長谷川泰洋、2017年、名古屋市におけるカナクギノキの初記録、なごやの生物多様性、第4巻、pp.83-87、名古屋市環境局なごや生物多様性センター

長谷川泰洋・橋本啓史・森あつこ・塚本彩香、2018年、クロミノニシゴリの自家不和合性の検証、なごやの生物多様性、第5巻、pp.81-86、名古屋市環境局なごや生物多様性センター

長谷川泰洋・橋本啓史、2018年、名古屋市都市緑地におけるネザサの開花、なごやの生物多様性、第5巻、pp.87-92、名古屋市環境局なごや生物多様性センター

長谷川泰洋・橋本啓史・都築芽衣、2018年、愛知県におけるウスキムヨウランの新産地、矢作川研究、No.22、pp.17-21、豊田市矢作川研究所

齊藤由香・長谷川泰洋・竹中克行、2018年、名古屋・白壁地区の緑に表れる都市の持続的文脈、金城学院大学論集 社会科学編 第15巻第 1 号、pp.72-85

長谷川泰洋・橋本啓史・鷲見順子・西部めぐみ、2019年、クロミノニシゴリの結実特性、なごやの生物多様性、第6巻、pp.73-76、名古屋市環境局なごや生物多様性センター

長谷川泰洋・吉野奈津子・杉山晃、2019年、菌従属栄養植物ホンゴウソウ、ヒナノシャクジョウの生育環境特性、環境経営研究所年報、18、pp.36-43、名古屋産業大学・名古屋経営短期大学環境経営研究所

長谷川 泰洋・黃 志浩・栗野 理恵子・河村 陽介・菅井 径世、2020年、森林散策及び散策映像がもたらす生理的・心理的リラクセーション効果、環境経営研究所年報、19、pp.20-26、名古屋産業大学・名古屋経営短期大学環境経営研究所

長谷川泰洋、2021年、名古屋市におけるニセコクモウクジャクの新産地、なごやの生物多様性、第8巻、pp.57-63、名古屋市環境局なごや生物多様性センター

長谷川泰洋・吉野奈津子・黃 志浩、2022年、菌従属栄養植物サクライソウ、ホンゴウソウ、ヒナノシャクジョウの生育環境特性、環境経営研究所年報、20、掲載予定、名古屋産業大学・名古屋経営短期大学環境経営研究所

長谷川泰洋、2022年、名古屋市におけるホクリクムヨウランの新産地、なごやの生物多様性、第9巻掲載予定、名古屋市環境局なごや生物多様性センター

連絡先

■電話 名古屋産業大学 0561-55-5101(代表)
■E-mail:y-hasegawa@nagoya-su.ac.jp