私の仕事履歴書
- 2011年7月18日
- (コラム就業歳時記)
私が大学院を修了して、働いたのは国際機関と大学の2つでした。これらの組織での勤務は、私の大きな経験となりました。
国際機関では、事務手続きの重要さを学ぶとともに、海外との交渉ごとを任され精神的なタフネスさを獲得することができたように思います。さらにチームで共同してプロジェクトに取り組む力を獲得したように思います。その一方で、オン・オフの切り替えの大切さも学びましたが、なかなかうまく実現できていません。
次の勤務先大学では、研究を進めるためにチームを編成することや、チーム運営などを学びました。特徴的だったのは、チームに学部学生が含まれていたことです。通常、研究プロジェクトなどは大学院生が参加しますが、学部生が参加することは稀です。しかし、学部生が参加したことによって研究意義などの説明など、これまで当然と思っていたことを説明する能力が訓練されたように思います。
あらためて、多くの方々に育ててもらったことに感謝したいと思います。
就業力評価ワーキンググループ 石橋健一