税理士・公認会計士という仕事

2011年9月10日
コラム就業歳時記

 税理士は「税務相談、税務代理、税務書類の作成」など税務に関するあらゆる問題を取り扱う職業で、主として個人の確定申告書や中小企業の法人税申告書の作成を行っています。これに対して、公認会計士は「監査、M&A、株式公開支援、税務」など、会計におけるあらゆる分野の仕事を行うことができる職業で、主として大企業の財務諸表監査を行っています。また、公認会計士試験に合格すれば、税理士として仕事をすることもできます。

 公認会計士や税理士になるためには、大学や専門学校で「会計、経営、法律」などビジネス分野の幅広い試験勉強をしなければなりません。名古屋産業大学で学ぶ場合、公認会計士や税理士の試験対策として、「基礎簿記、財務会計論、管理会計論、監査論、ビジネス法、経営学総論、租税法」など、ほとんどの試験科目に対応した科目がカリキュラムの中に配置されています。

 今年5月に実施された公認会計士試験(短答式試験)の財務会計論では、「概念フレームワーク、会計基準、金融商品」など大学の財務会計論の授業で学ぶ幅広い分野から出題されています。管理会計論では、「原価計算、原価企画」だけでなく、「公認会計士法」などの分野からの出題も行われています。また、8月に実施された税理士試験の簿記論では、「株式売買取引、商品売買取引、試算表作成」などの問題が出題され、財務諸表論では、「貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書の作成」が出題されています。是非、本学で公認会計士や税理士を目指すことにより、会計、法律、経営など将来の様々な仕事に必須となるビジネス分野の幅広い知識を学んでください。

高大連携・初年度教育部会 松田修

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