トップアスリートも就職難
- 2011年12月7日
- (コラム就業歳時記)
野球、サッカー、陸上、バレー…。毎日のように世間を賑わせるスポーツの世界。なでしこジャパンなど世界に感動を与えるトップアスリートというものは、いつの時代も憧れの的である。プロ野球のドラフト会議も毎年、注目の的となっている。
最近のスポーツ選手は、プロでなくてもアマチュア選手でもテレビ出演する時代である。しかし、どんなに素晴らしい選手でもいつかは必ず直面することになるのが「引退」。指導者やタレントとして活躍する人もいるが、誰もが表舞台に残ることができるわけではない。引退後のセカンドキャリアはアスリートたちにとって大きな課題になっている。
そのためにも、今後はトップアスリートも競技を続けながら、将来のセカンドキャリアに向けて、真剣に取り組んでいかなければならない。スポーツだけでなく将来に向けて何をしなければならないかを見つめ直して、その時に慌てなくても良いような、生活設計を考える必要があると思う。
高大連携・初年次教育部会 平井一正