厳しい就活を乗り切るために
- 2011年12月22日
- (コラム就業歳時記)
世の中の景気が少し上向いて来たので、一般の学生の就職率も昨年より本年の方が少し良くなっている。本学も、学生の就職率は昨年に比べて本年の方が少し良くなっている。そこには、学生の努力もあるが、本学キャリア支援課職員の方々の学生に対するきめ細かな支援があるからである。
ある学生は、3年生の秋学期から始まり、4年生の春学期の終わりまで、40社近くの入社面接・試験を受け、やっと一社から内定をもらっている。他の学生は、同じように就職活動を行っていたが、同時期に一社からも内定をもらっていない。学生曰く、「40社近く入社面接・試験を受けて、まだ一社も内定をもらっていない。気持ちが暗くなってしまう」と、言っている。
一般的に、一部の運動部の学生は、一、二社の入社面接・試験を受け、内定をもらっている。一般の学生に比べて、運動部の学生は毎日激しい練習を行っている。これを会社は評価していると思われる。会社で働いて給料をもらうと言うことは、厳しい現実を伴う。この現実に、運動部の学生は打ち勝って働いてくれると、会社は期待しているらしい。
一般の学生も、運動部の学生と同じように毎日激しい練習をするようにとは言わない。しかし、何もしないで、何となく学生生活を送っていないで、アルバイト、ボランティア、海外留学等を経験して卒業してほしい。このような経験が、会社の入社面接・試験で非常に評価されると考えられる。
学生支援推進部会 芝垣正光