高大連携シンポジウム/約100人が参加
- 2012年3月12日
- (取り組み報告)
名古屋産業大学文化センター大ホールで3月10日、高校から大学への連続したキャリア教育のあり方を考える「高大連携教育シンポジウム」が開かれました。学生や生徒、教職員、市民ら約100人が参加しました。
基調講演では、全国初の「高校生レストラン」を率いる三重県立相可(おうか)高校の村林新吾教諭が登壇。厳しく生徒を育てる実践教育について熱く語りました。その後、愛知県立稲沢高、三重県立久居農林高、岐阜県立岐阜農林高の生徒たちが、名産大との連携授業で実施したCO2濃度調査について成果発表しました。
パネルディスカッションもあり、伊藤雅一学長を司会に識者4人がよりよい連携プログラムの構築や、持続可能な連携の仕組みづくりなどについて議論しました。「連携そのものが目的化すると失敗する。個々が求める思いと思いをつなげることが持続可能な連携だ」などの意見がありました。
【写真】=高大連携のあり方について議論するパネリストら