「就業力評価ワーキンググループ」の取り組み概要
- 2011年4月29日
- (取り組み報告)
昨今、大学では学力の獲得に加えて就職後に職場で活躍できる能力を獲得し、伸ばすことも求められています。本学では、平成21年度に経済産業省より「体系的な社会人基礎力育成・評価システム開発・実証事業」を受託し本プロジェクトの基礎を構築し、さらに展開することで「就業力」の育成を目指しています。
本学では、社会人基礎力プロジェクト、就業力プロジェクトを通じて、社会人基礎力の要素である「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」を「就業力」と定義し、これら3つの能力の育成を図ることとしました。
就業力評価ワーキンググループは、大学生の「就業力」の獲得状況を可視化し、毎期の学修による成果を誰もが見てわかること、を目指しています。本グループでは、学生の「就業力」獲得状況の変化と多様な視点からの評価を組み合わせて、見てわかる評価方法の開発と実践を行うことを予定しています。本評価方法が完成し、関係者(父兄、教職員)間で情報共有が行われるようになると、さらに質の高い教育方法の開発へのフィードバックも期待されます。
就業力評価ワーキンググループ 石橋健一