WACE 世界大会in Kyotoプレ大会 参加報告

2015年8月に開催されるWACE(世界産学連携教育協会)の世界大会に向け、「わが国のコーオプ教育の確立に向かって~産学協働教育の新たなステージへ~」というテーマでWACE世界大会in Kyotoプレ大会(京都産業大学主催)が8月30日京都産業大学むすびわざ館で開かれました。

当日は世界のコーオプ教育の取り組みや、日本国内のコーオプ教育の実践事例や今後のコーオプ教育のあり方などについて海外からはWACE CEOのポース・ストーン氏の招待講演をはじめ、8つの分科会では高校、高等専門学校、大学、企業、行政組織から16のテーマによる発表が行われ、様々な角度からコーオプ教育について熱心な議論が交わされました。

本学は、教育研究センター長の吉川智教授が、京都産業大学中西佳世子准教授司会のもと、「インターンシップにおける危機管理を考える」というテーマで、本学で取り組んでいるインターンシップの取り組みの中で生じた危機事例の紹介を中心に、大学教育全体における危機管理について報告しました。フロアからはインターンシップにおけるリスクマネジメントをどのように位置づけるのかについて多くの質問が出され、文部科学省高等教育局専門教育課企画官の小谷利恵氏を交えて、今後のインターンシップにおける危機管理をについて活発な議論が交わされました。

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※コーオプ教育について

国内でインターンシップと呼ばれている「就業体験プログラム」は、米国では大学が主導で管理運営するコーオプ型教育と企業等が主体で管理運営するインターン・シップ型教育の2つに呼び分けられ、高等教育では重要な位置づけとされています。
参考:京都産業大学ホームページ⇒こちら