農山村インターンシップ阿智村現地報告会 開催報告

名古屋産業大学では、2週間のインターンシップを企業や農山村で行う「インターンシップ(導入)」を実施しました。研修先の1つである尾張あさひ苑(長野県下伊那郡阿智村)では、2名の学生がインターンシップを行いました。平成26年度は、旅館業務の他に、地域の食の魅力にテーマをあて、地域の食材についての取材やこれらを使った料理作りにも取り組みました。

9月8日には現地で研修の成果報告会が開催され、尾張あさひ苑、阿智村、昼神温泉観光局、などから13名の方にご参加いただきました。
報告会では、学生たちによる地元の食材についての報告と学生の創意工夫が込められた料理の試食会が行われました。

学生たちからは、昼神温泉の朝市の様子や、地元の方に取材した際に伺った話、料理の作り方や使った野菜などについて報告がなされました。今回の料理には、一番清水と呼ばれる湧水が使われており、湧水で取った出汁と、水道水で取った出汁の味比べもなされました。学生からは、30分ほど経つと、二つの間に味に違いが生じ、湧水の方がおいしくなることが報告されました。

試食会では、創意工夫のもと地元の食材で作ったみそ味のうどんと焼きおにぎりが振る舞われました。みそには、阿智村産のトマトをベースに使用し、うどんの具材にもグリーンナスや信州ポークなど、地元の食材がふんだんに使われ、地元の魅力が大いに感じられるものとなりました。

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