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令和6年度東北ボランティア隊の活動について

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。今回は令和6年度東北ボランティア隊の活動についてお伝えします。

2025年3月9日から同3月13日まで東北ボランティア隊として名古屋産業大学・名古屋経営短期大学の学生12名が活動して参りました。場所は宮城県本吉郡南三陸町です。

この東北ボランティア隊は今回で14回目となります。2011年東日本大震災が発生した時、本学の高木学長がボランティアに参りましたご縁から続いているご縁です。現地コーディネーターの阿部寛行様(三陸復興観光コンシェルジェセンター センター長)に感謝申し上げます。ありがとうございました。主なカリキュラムは以下の通りです。
・3月9日(日)、本学のバスにて出発、3月10日(月)9:00に現地に到着。
・3月10日(月)はじまりのつどい→小泉ふるさと村にて自炊プログラム・村創り→震災遺構にて語り部の方々から震災・大津波の話を聞く→ホテルにて課題に取り組む
・3月11日(火)海の見える命の森にて植樹ボランティア→追悼セレモニー参加→旧大川小学校竹灯り点灯式参加
・3月12日(水)旧大川小学校にて語り部の方より話を聞き、被災されお亡くなりになった小学生・先生方が「どう動いたのか」「どう動くべきだったのか」を実体験する

学生代表として城山悠くん(名古屋産業大学3年生、学友会)が3月11日(火)追悼セレモニーにてご挨拶しました。「大船渡の火事にてお身内・お知り合いが被災されている中、例年通りボランティア活動をさせて頂き感謝いたします。私たちの活動がどこまでお役に立てているかわかりませんが、私たちには貴重な学びになっております」(城山悠くんご挨拶文より抜粋)、追悼セレモニーの司会者から「何を言われますか。14年も来られていろいろなものを運んで頂きました。。感謝していますよ。」とねぎらいの言葉を頂きました。
改めて南海トラフを踏まえて防災・減災の取り組みの決意を新たにしました。

学生の感想と学び

学生からは「私は今回で3回目だが毎回、新たな感じ方や気付きがある」「改めて巨大津波の怖さを知り、語り継ぐことの大切さと私たち自身の防災・減災がいかに大切かわかった」という声が聞かれました。