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ビジネス心理コースの授業の紹介: 応用社会心理学

 

心地よいコミュニケーションの取り方 ~アイメッセージで伝えましょう~

 

みなさんは毎日の生活の中でこんなことはありませんか?
「遅刻しないでよ!」「〇〇を持ってきてよ!」
こんな言い方をされると、例え自分が悪い場合でも内心ムッとしてしまいますね。
ところが同じ内容でも「時間に来ないから心配していた」「〇〇を持ってきてもらえると嬉しい」
と言われた場合はどうでしょう。ちょっと印象が変わりますね。

このように「(わたしは)時間に来ないから心配していた」「(わたしは)〇〇を持ってきてもらえると嬉しい」は、I=私は(が)を主語にして、自分の気持ちや考えを伝える方法で、「アイ・メッセージ」といいます。
これに対し、冒頭の「(あなたは)遅刻しないでよ!」「(あなたが)〇〇を持って来てよ!」はYou=あなたは(が)を主語にした方法で「ユー・メッセージ」といいます。

この考え方はアメリカの心理学者トーマス・ゴードン博士によって提唱されました。彼はコミュニケーションにおいては、命令や強制よりも、建設的に話し合うことが重要であると考えました。
アイメッセージとユーメッセージ、どちらも長所短所があるため状況に応じて使い分けていく必要がありますが、ふだんの何気ないやりとりの中では、このアイメッセージが役立ちそうですね。

応用社会心理学の授業(担当:木川)では、この他にも、イラストを用いた資料をもとに、対人コミュニケーションを楽しく勉強しています。

 

名古屋産業大学のビジネス心理コースでは、理論と実践のつながりを重視して、理論から実践への橋渡し、そして実践からの新たな学びを大切にしています。

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