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◇愛情教育、この指とまれ◇その477◇まもなく社会人 名産大4年生物語 vol.47 竹澤 伸一

「この指とまれ」番外編その6に登場の田中翔くん。管工機材・住宅設備機器・空調設備機器販売の上場企業である「㈱オータケ」に、4月から勤務します。実直な田中くんのこと、堅実な仕事をするに違いないと思っています。

「将来的には、社会人として、また人として、大きく成長するのが目標です。そして、誰からも頼られる人間になりたいと思っています。」

そんな田中くんに、昨年の春先、履歴書作成の助言を求められたことがありました。毎日のことなので気軽に応じたのですが、「あれっ、この学生は違うぞ。」と思わせるものを感じたのです。

いわゆる就活生は、当たり前ですが仕事に就きたくて活動するのです。職に就く目的には様々あるでしょうが、ベースとしては、自分で稼げるようになって、社会人として一人前になりたいからですよね?

でも、田中くんと会話してうちに、「この人は、『その先』を考えている人だ。」と思えたのです。「その先」とは、「自分の仕事が、社会にどう役立つのか」ということです。あえて言えば、「社会貢献」ということです。

読者の皆さま、昨年12月19日の番外編の記事を、「愛情教育ストーリー」の過去ログから探して、もう一度ご覧になってみてください。田中くんの、掛け値なしの笑顔から、「その先」を感じていただけると思います。

(つづく)