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◇愛情教育、この指とまれ◇その553◇令和の時代を生き抜く 名産大1年生物語 vol.3 竹澤 伸一

「自分の夢は、プロ野球選手になること。あるいは、社会人野球でプレーすることです。」松嶋秀太くんは、実に力強く語ります。「先輩たちや、自分たちの力を結集して、名産大の硬式野球部の1部昇格を実現させるぞ。」と決意しているところにも、野球に対する、並々ならぬ情熱を感じます。

そんな松嶋くんが、「教育原理」の授業後に書いてくれたミニ・レポートの一節をご紹介します。レポートも個人情報なので、私風にアレンジします。 

「(前略)教師は中途半端な気持ちでは、なってはいけないと思いました。先生の話を聞いていて、確かに中学校や高校の先生の授業は、一方的な教え込みの授業が多かったと思いました。(中略)授業は、先生だけでつくるものではなく、生徒と一緒につくっていくものだと、しみじみと思いました。この4年間、熱い気持ちを持って取り組んでいきたいと思います。(後略)」

読者の皆さま、もうお気づきですよね?松嶋くんは、火傷しそうなほど「熱い」人なんだと思います。それと、瞬時にして物事の本質がつかめる人なんだと思います。だって「教え込みは、授業とは言わない」という真実を、一発でつかみ、文章化できる人なんですから。

松嶋くんが、ずっと取り組み、これからも取り組んでいくであろう野球だって、「教え込むだけの」監督やコーチではダメだって、誰でも知っていますよね?選手個々の特性をつかみ、アドバイスをして、自分で考えさせて、モチベーションを高めて、自分に合った練習法を模索させるのが一流の指導者ですよね?野球に関わる人が、教職科目を取ることの意義を、すでに十分、松嶋くんは体現しています。

(つづく)