NSU News
ゼミ活動紹介:絶滅危惧植物の生育環境を解明し保全へ!
愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。
今回は、環境ビジネスコースの専門ゼミナールの様子をお伝えします。
環境ビジネスコースの長谷川ゼミでは、東海地方に準固有な絶滅危惧植物であるクロミノニシゴリ(ハイノキ科)の生育環境の解明と保全活動を地域の保全団体との協働で行っています。開花期となる5月から6月にかけて、名古屋市内の主要な生育地で行っている活動の様子をお伝えします。
クロミノニシゴリは、東海地方と近畿地方の一部に自生する植物で、主に東海地方の丘陵地の湿地周辺に生育しています。里山環境の変化により衰退傾向がみられ絶滅が危惧されています。
そこで、長谷川ゼミでは、地域の保全団体との協働により、生育適地を解明するための植生調査や土壌環境調査、種子の発芽試験などを行っています。
ゼミ生は、様々な生態系の調査を実践的に学び、持続的な生物多様性の保全と活用のあり方について、具体的に考察できる様になっていきます。
環境ビジネスコースでは環境をビジネスの視点で学修し、環境マネジメントのプロを目指します。キャンパス内の学修だけではなく、地域連携などキャンパス外での学びも大切にしています。