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◇愛情教育、この指とまれ◇その53◇学生を支える日本一の職員vol.6 教務課、堂上友さん(仮名)① 竹澤 伸一

 大学における教務課の仕事は、学生の成績に関わることが多いです。そこでインタビューさせていただいた教務課の職員の方は、堂上友さん(仮名)とさせていただきます。

 学生目線で書くと、大学入学の際に、入学ガイダンスという形で教務課の職員の方々と出会います。3桁を上回る学生と対峙して堂上さんが毎年思うこと。「名産大でできることにできるだけ多くチャレンジして、大きく成長してほしいなあ。」

 学事暦が始まるとさっそく履修登録。つまり大学生は、自分で受講したい科目は自分で登録するのです。そこで堂上さんの前には、どうしても長蛇の列が。ゼミの担当教員とともに個々の学生は自分に合った登録をするのですが、人間のやること、ミスが出ます。「授業の取り方を誤ると、あとで大変。だから『虫の眼』で見ています。」

 さて学期(春・秋)ごとに出る成績。単位を順調に取れる学生。つまずく学生。「学生には皆同じように接しています。好き嫌いは一切ありません。どうすれば現状より良くなるか、アドバイスすることもあります。」「目的意識が明確であればあるほど、またある面、ガツガツすれば、入学時より伸びる学生は多いと思います。」と堂上さん。4年間でみるみる変わっていく学生を見るのは楽しいそうです。

(つづく)