産業界ニーズ事業テーマB中間成果報告会を開催

 文部科学省採択事業「中部地区「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業【テーマB】」の中部地域大学グループ(幹事校・名古屋産業大学、副幹事校・静岡大学/金沢大学・連携校20大学)による「中間成果報告会」が平成27年2月16日に、名城大学名駅サテライトMSATで開催されました。当日は、北陸、静岡ブロックからも多数のご参加を頂き、参加した大学関係者ら約50人が産学連携教育による人材育成について各地域の取り組み報告を聞き、活発な意見交換が行われました。

本中間成果報告会は、平成26年から始まった産業界ニーズ事業【テーマB】の取り組みの中間成果を報告する場として、平成26年度に実施した取り組みを総括しました。

当日は、基調講演として北九州市立大学の眞鍋和弘教授にご講演をいただき、その後東海、静岡、北陸の3地域の取り組み報告がなされ、続いてインターンシップに関する専門人材養成調査の調査結果を名古屋産業大学の丸岡稔典講師が発表しました。前半に続き後半の部では、名古屋大学高等教育研究センターの夏目達也教授を座長とし、参加者全体が5人ずつのグループに分かれ、インターンシップの成果を学生に効果的にフィードバックするにはどうしたらよいかというテーマで、グループディスカッションが行われ、活発な議論が交わされました。全体討論会の中で東海ブロックからは、名城大学の福島敏司氏、静岡ブロックからは常葉大学の安武伸朗先生、北陸ブロックからは金沢工業大学の元克幸氏が指定発言を行いました。グループディスカッション終了後には、眞鍋先生と中小企業家同友会の加藤輝美様から講評をいただき、最後に夏目教授が全体の総括を行いました。

全体討論会終了後には日本学生支援機構学生部部長の山田総一郎様から、東海、静岡、北陸ブロックの取り組みや専門人材調査について、それぞれ地域の特徴がある取り組みが積極的になされていると講評をいただきました。

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