中部地区「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業【テーマB】」東海ブロック主催による”大学、行政、産業界の情報交換会「車座」”の平成26年度第5回が3月3日に三重大学環境情報科学館で開催されました。

車座は、企業人や大学人が組織や業務を離れ、個人として対話を深めるインフォーマルな場です。車座を通して、各企業や大学が抱えるニーズとシーズの情報が交換されることを目指して企画されました。この場を通じて産学連携教育としてのインターンシップや、大学と企業の連携によるアクティブラーニング型授業や課題解決型授業が事業化されることを期待しています。

当日は、三重県を中心とした産業界や行政から8名、大学の関係者11名、合わせて19名のご参加がありました。まず、株式会社誠文社代表取締役の西村信博様より、中小企業の人材育成についてご講演を頂きました。ご講演では、中小企業ならではの人材確保や長期的な人材育成の難しさ、人事管理についての工夫などを具体的なエピソードを交えて大変わかりやすくご説明いただきました。

その後の交流会でも気さくな情報交換がなされ、参加者間では新しい産学連携教育の内容などについての話し合いがなされて、参加者からは、興味深い話が聞けた、多様な視点からの情報を知ることができたなどの感想が聞かれました。

会場を提供いただきました三重大学様に心よりお礼申し上げます。

平成26年度の車座は、尾張地区で2回、三河、岐阜、三重地区で各1回開催し、全5回の車座がすべて無事終了いたしました。ご参加いただきました方々にお礼申し上げます。