平成26年度第1回車座 開催報告

中部地区「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業【テーマB】」東海ブロック主催による”大学、行政、産業界の情報交換会「車座」”が7月31日に名城大学名駅サテライトで開催されました。

「車座」は企業人や大学人が組織や業務を離れ、個人として対話を深め、各企業や大学が抱えるニーズとシーズの情報が交換されることを目指して企画されました。この場を通じて産学連携教育としてのインターンシップや、大学と企業の連携によるアクティブラーニング型授業や課題解決型授業が事業化されることを期待しています。当日は、愛知県職員、愛知中小企業家同友会、大学関係者を含め、19名のご参加がありました。

最初に「中小企業における労使関係の見解とその実践―大学生は何を社会に望むのか―」と題して、中小企業家同友会全国協議会会長の鋤柄修様にご講演いただきました。ご講演では、鋤柄修様のご経験をもとに、会社での人材育成のあり方や中小企業家同友会の活動内容について興味深いお話を提供いただきました。その後の交流会でも気さくな情報交換がなされ、参加者間にも新しいつながりが生まれていました。

参加者からは、興味深い話が聞けた、産業界や大学関係者との情報の共有が今後の主体的な行動につながるなど、の感想が聞かれました。

会場を提供いただきました名城大学様に心よりお礼申し上げます。