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◇愛情教育、この指とまれ◇その26◇河村陽介先生の情報デザイン系の授業vol.1 竹澤 伸一

 河村陽介先生は「webデザイナー」です。つまり「情報デザイン」の実務家です。「あいちトリエンナーレ2016」でワークショップを運営したり、メディアクリエイターの交流の場である「NODE」を立ち上げたりして広く活躍しています。そのデジタル技術の新風を名産大に吹き込んでいます。

 では大学生にとって「情報デザイン」を学ぶ必要性は何か。企画力・発想力を学ぶこと、と河村先生は明確に言い切ります。「情報デザイン」に関する私の受け止めはこうです。パソコン上でのプログラミングの基礎をまず確認し、二次元(平面)あるいは三次元(立体)の画像に、自らの企画・発想を落とし込んでいくこと。そこで河村先生は、「CG演習」「二次元画像処理演習」「メディアコミュニケーション論」「web構成論」などの授業を担当しているのです。

 「情報デザイン」に関する企画力・発想力を身につけた学生は、現代社会においては間違いなく重用されます。web系の会社なら即戦力になれます。規模の大きい会社でweb系の仕事を外注している会社なら、その会社との窓口になるためのポジションを得られる可能性が広がります。

 「情報デザイン」の学びの必要性・面白さを紐解いていきます。

(つづく)