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◇愛情教育、この指とまれ◇その58◇学生を支える日本一の職員vol.11 キャリア支援課、木部希さん(仮名)② 竹澤 伸一

 「大学に入学したての1年生は、キャリア支援課の前はすうっと通り過ぎて行きますね(笑)。」と木部さん。思わず私もつられて笑ってしまいました。「私たちキャリア支援課の職員が、具体的に学生と接するのは3年生になってからですが、本当は1、2年生の頃から関りを持てればいいなと思っています。」とも。私もまったく同感。具体的な就活の話ではなくとも、それこそ人生相談に木部さんたちのもとを訪れてほしいなと思います。

 「名産大の学生は皆素直なので、伸びしろは多いと思います。先生方も同じだと思うのですが、我々ができることは学生が自ら『スイッチを押す』ことを支援すること。一緒に乗り切って行こうと励ますことだと思います。」と木部さん。まさに学生に寄り添うキャリア(就職)支援。

 就活(就職活動)は長期間にわたり面倒なものかも知れません。現状では大学3年生の終わり際の3月、企業情報が一斉に解禁になり、リクルートスーツに身を包んだ学生が動き始めます。でもその前に「インターンシップという名の就活」が行われている実態も聞こえてきます。キャリア支援課は「学生と一緒に歩む」姿勢を貫いています。木部さんへのアクセスはいつでもオープンなのです。

(つづく)