NSU News

◇愛情教育、この指とまれ◇その60◇学生を支える日本一の職員vol.13 総務課、後藤里奈さん② 竹澤 伸一

 ところで後藤さんたちが担う総務課のお仕事って、どんなものがあるのでしょう。ここはあえて、もっとも黒子の役割となる「庶務的なお仕事」に焦点を当ててみます。後藤さんの素敵な笑顔が見られる受付の仕事に比べ、もっと裏方に当たる部分です。

 例えば施設管理。建物や駐車場などを円滑に使用するための業務です。例えば清掃。名産大は隅から隅までピカピカですが、清掃業者との窓口は総務課のお仕事。例えば物品調達・管理。コピー用紙等の発注やコピー機等のメンテナンス等も担当は総務課。さらに例えば校内行事等の企画・調整や、人として欠かすことのできない慶弔に関する事務全般も総務課のお仕事です。

 私のような教員は、仮にコピー用紙がなくコピー機(印刷機)が使えなければ、教材ひとつ満足に作れません。寒い冬、暑い夏に空調の具合が悪かったら授業が滞ります。学生に真剣に向き合うための環境整備を、黒子になって確実におこなってくださっているのが総務課なのです。

 「名産大の先生方は、時として学生のために親御さんでもしないようなことをしますね。」と後藤さん。でもね、教員がそんなことまでできるのも、総務課が徹底して陰で支えてくださるからなんですよ。

(つづく)