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◇愛情教育、この指とまれ◇その62◇学生を支える日本一の職員vol.15 経理課、横井久美子さん② 竹澤 伸一
「高校生とその親御さんに考えていただきたいことがあるんです。」と横井さん。「私たちは『学生さんのための経理』を考えて仕事をしています。例えば多くの学生さんが奨学金を借りて学生生活を送っています。場合によっては免除規定もあります。それは『今、学ぶためのお金』です。そして名産大で学ぶことはすごく良いことだと、私たちは自信を持って言えます。だから奨学金には意味があると思うんです。せっかく目の前に良いものがあるのに、それを買わなかったら実にもったいない。良いお金の使い道を考えてもらえればと思います。」
さらに横井さんは言います。「大学によっては学生さんに対して、かなり事務的な対応をすることがあると聞くことがあります。でも名産大には決して『事務的な対応』はありません。『その学生のために必要なこと』を常に教職員全員が考えるのが名産大の特徴なのです。」
「でもね・・。」と最後に横井さん。「今は30歳くらいでやっと成人、という実態があるとも言われます。でも自立という点から見たら困るのも確かです。かわいいが故に、あえて学生さんにちょっとの間、厳しく接することも大事かも知れませんね。」
(つづく)