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◇愛情教育、この指とまれ◇その71◇平井一正先生のスポーツ科学系の授業vol.1 竹澤 伸一

 平井一正先生は元オリンピック選手。1976年のモントリオール五輪、ウェイトリフティング男子フェザー級で銅メダルを獲得しています。次のモスクワ五輪でも日本代表でしたが、残念ながら日本は不参加。ただこの間のアジア競技大会では2連覇、全日本選手権大会では5度の優勝に輝いています。平井先生は高校の体育教師をしながら競技人生を歩まれてきました。そして現在、名産大で教鞭を取られています。

 平井先生が担当されている授業は、「スポーツビジネス概論」「スポーツ経営学」「スポーツ社会学」「専門スポーツ実習(フィットネス)」「コーチング論」などなど。ご自身のアスリートとしての実績に裏打ちされた、理論と実践の統合の授業です。平井先生談。「私が担当する授業の多くが日体協(日本体育協会)が主管する公認スポーツ指導者の資格取得に関わっています。例えば『スポーツリーダー』『ジュニアスポーツ指導員』『スポーツプログラマー』など。名産大のスポーツビジネスコースで順番に、系統的に単位を取りながら学んでいけば、将来、社会体育関係の仕事をする指導員や、国体の指導者になるための道が開けますよ。」

 スポーツが仕事やビジネスに。平井先生の授業を追いかけます。

(つづく)