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◇愛情教育、この指とまれ◇その73◇平井一正先生のスポーツ科学系の授業vol.3 竹澤 伸一

 「年に3,4回は近隣の小・中・高校生がフィットネスプログラムの実習に来校するんですよ。」と平井先生。そういえば先日、名産大からすぐ近くにある小学校の児童およそ130人が、本学のトレーニングルームを訪れ、トレーニングの基礎を体験していかれました。「有酸素運動と無酸素運動を効率良く組み合わせたプログラムを体験していただきます。やはりまだまだ一般には正しいトレーニングの仕方は普及していませんね。」

 本学には日本有数のウェイトリフティング部があります。もちろん率いるのは平井先生。「来校される子どもたちの指導補助にウェイト部の学生も入ります。いわばミニティーチャー。優しいけど力持ちのお兄さん・お姉さんと触れ合って、子どもたちは大喜びです。」と楽しそうに語る平井先生。

 「野球、サッカー、ボウリング、ウェイトリフティング・・。それぞれの競技でトレーニングの仕方は変わります。また選手個々のその時のコンディションによっても、トレーニングは微調整が必要です。本学の、特にスポーツコースの学生は、公認スポーツ指導員の資格取得をめざす学生が多いので、一流のトレーナーになる資質を身に着けるチャンスがあります。しかもそれがビジネスにつながる。これが名産大の強みです。」

(つづく)